訪問マッサージと訪問リハビリの違いって何?
朝晩の冷え込みも厳しくなってきましたね。東山です。
自分自身の勉強のためにも更新していきます。
患者様やケアマネジャー様、関係者様からよくある質問です。
訪問マッサージ、訪問リハビリについて違いをしっかり理解している方は少ないんじゃないでしょうか。
結論からお伝えしますと、
訪問リハビリ・・・・医師の指示のもと理学療法士(PT)や作業療法士(OT)が家庭、施設を訪問して、日常生活の自立を助けるためのリハビリテーションを行います。つまり、できない動作をできるようにということになります。
訪問マッサージ・・・医師の同意のもとにマッサージ師が家庭、施設を訪問し、麻痺、拘縮、疼痛の緩和、関節可動域の拡大などを目的にマッサージ、機能訓練を行います。関節の動きを良くしたり痛み症状を緩和したりします。つまり、辛い症状の緩和が目的となります。
他にも、提供時間、費用、保険適用等様々な違いがあります。
訪問マッサージ | 訪問リハビリ | |
対象者 | 手足等に麻痺・拘縮があり、自力で通院できない方 | 要介護の方1〜5、要支援1・2、難病や特定疾患によりリハビリが必要と判断された方 |
料金 | 医療保険適用1割の方で265円〜610円 | 医療保険の場合1割負担600円40分、900円60分 介護保険の場合要支援の方317円20分、要介護の方317円20分(その他加算があります) |
時間 | 20分〜30分 | 1単位20分 |
医師 | 医師による同意書が必要 | 医師からの指示書が必要 |
どちらを利用した方が良いかは患者様の状態によって違います。
担当のケアマネジャー様、訪問マッサージ事業者にご相談いただくのが良いかと思います。
当院では、無料体験をおこなっております。お気軽にお問合せください。